私は2015年当時運営していたブログでアンケートを実施しました。
「こんなことしてどうするの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、こんなことをしている場所が世の中に1つくらいあっても良いと思っていたからです。
質問1 アイドルヲタを辞めたいと思ったことはありますか?
得票数254票のうちアイドルヲタを辞めたいと思ったことは「今辞めたいと思っている」「ある」と答えた方は全体の約8割の205票、「ない」と答えた方は17票、「アイドルヲタではない」が32票でした。
アイドルヲタを辞めたいと思ってここを訪れている方がいらっしゃるので、当然といえば当然ですが「今辞めたいと思っている」という選択肢は途中から追加したことを考えると、ブログが一種の駆け込み寺的存在になっていたことがよく分かります。
やっぱりみんな「辞めたくて仕方がない」んですね。
質問2 アイドルヲタを辞めたいと思っている理由は?
こちらは選択肢が広すぎてサンプルはそれほど多くはありませんでしたが、選んでいただいた方には感謝申し上げたいと思います。
私は上の2つがヲタ卒の決定的な引き金になりましたが、「応援していたアイドルが解散したから」「推しメンがやめたから」という回答は意外に少ないことが分かります。というわけで、応援していたアイドルが何らかの事情で活動が終わってもヲタは続けてしまう、といったことが分かります。
一方で多かった項目は、「お金が無いから」という金銭的な事情や細かい理由は分からないけど「単につまらなくなったから」という選択肢。これには興味深いところを感じました。
アイドルの現場では様々なルール変更があり、それについていけなくなったヲタも少なくないといった話も聞きます。運営側の規制が、相対的につまらなくなる原因となってしまったのでしょう。
ヲタの現場では最近「濃ヲタが減っている」という情報もあります。濃ヲタはどんどん地下の現場へ潜っていき、独自のヲタ社会を形成しているのでしょう。
ヲタ視点で見れば、どのアイドルの現場に行ってもよいのですが、掛け持ちをしすぎると破滅の道を歩んでしまうので、取り返しがつかなくなる前にさっさとヤメたほうがいいですね。
このアンケートを実施してみて、ヲタ卒への関心が少なくないことがわかったため、私の「ヲタ卒啓発活動」は決して間違いではないと確信しています。