クルマで行こう!

新型N-BOXに乗って分かった・おすすめできる9つのポイント #NBox

ホンダ・N-BOXの2代目がついにデビューしました。初代モデルは大ヒットを記録しモデル末期でも軽自動車トップの売り上げを誇った人気車種です。

このたび私の新しい愛車として購入し、早速横浜までのロングランを敢行!

走ってみて初めて分かったことを中心に、おすすめポイントを書いていきます。

※この記事は2017年当時登場発売された2代目の初期ロット版を中心に作成しています。

新型N-BOX 9つのポイント

①広い室内

スーパーハイトワゴンというカテゴリに入るN-BOXは先代から広い室内空間が魅力でした。その理由はガソリンタンクを前席床下に配置した「センタータンクレイアウト」にあります。

新型ではさらに室内空間を拡大。エンジンルームのコンパクト化とテールゲートの薄型化により前と後の人が乗る空間を25mm拡大。後席は3ナンバーの高級セダン以上の足元空間が確保されています。

荷室も広くなり、開口部の高さを75mm下げただけではなく、190mmのスライド機構やワンアクションで倒れる後席を採用。自転車2台がラクラク積める積載空間を実現しています!

②スーパースライドシート

その広い室内空間を活用した新型N-BOXの目玉機能が、助手席の「スーパースライドシート」です。

スライド幅は驚異の570mm!左右空間の狭い場所に駐車する場合、スライドドアのある2列目から乗り降りできるように助手席の後ろにスライドレバーが付いています。

もちろん、最も後ろにスライドさせれば驚くほど広い足元空間を確保。同乗者には嬉しい機能といえます。

③パワー不足を感じないエンジン

エンジンは全て新設計。NA(ノンターボ車)は軽自動車初のVTECを搭載。ターボでシビックタイプRでも採用されている電動ウエイストゲートを採用し、レスポンス化の向上を図っています。

ターボエンジンそのもののトルクは、カタログ値104Nm(10.6kgm)/2600rpm
実際に乗ってみると他の軽自動車を引き離す力強さを発揮。東名高速の大井松田→御殿場間は上り坂が続く険しい区間ですがパワー不足を感じずに走破してくれました!

④乗り心地の高い走り

パワーユニットだけでなく、足回りにもこだわりが入っているようです。

サス形式は新設計され、フロントのスタビリンクをアルミ製に、FF車のリヤにはスタビライザーを追加することで車体のロールを抑えて乗り心地の向上に貢献。

車高は180cm近くに達する車体ながら横揺れは想像以上に少なく、急なカーブでもふらつきが少なく感じました。

⑤前車追従機能付きクルコン

軽といえども、高速道路での走行機会は決して少なくないはず!今回最も良かった機能が前車追従機能付きクルーズコントロール(クルコン)です。

オートクルーズコントロールは、車速を一定に保つ機能として上級車種を中心に導入されていますがこのクルコン、前のクルマの車間が近づくと自動に速度を落としてくれるのです!

前の車が隣のレーンに動いたりして前方が空くと、設定された車速に自動で戻してくれるという仕組み。

もちろんアクセル・ブレーキペダルをほとんど踏むことなくハンドル操作だけで走ります。

また、レーンに逸脱しそうになったら警告してくれる逸脱支援機能も搭載。これはついていて損は無い機能!お守りよりも安全です!

⑥マルチインフォメーションディスプレイ

メーターの左側にある小さな液晶ディスプレイには、残りの燃料の表示や航続可能距離、エンジンオイル交換までの目安走行距離、燃費の表示ができる「マルチインフォメーションディスプレイ」が搭載されています。

VICSと連携して天気予報を表示する機能は毎日の運転に役立つアイテム。切り替えボタンはハンドルに集約されているので手元で簡単に切り替えできます!

⑦スマホを急速充電できるUSB端子

助手席トレイ右脇に設置されているUSB端子は、昨今のスマホ社会に対応した急速充電(2.5A)仕様。これなガジェットを多用するブロガーもガンガン充電できます。トレイにスマホを置けるのも◎。

⑧ヘッドライト・ルームランプのLED化

こちらもかなり思い切った装備。カスタムでは片側9灯式フルLEDヘッドライトと軽自動車初のシーケンシャルターンシグナルを採用。リアもLEDテールランプですし、室内灯もLED。

ドラレコ映像!9月15日夜・横浜市内にて

↑夜の走行シーンをドラレコに収めました(リンクをクリック)視認性は良く、LEDなので省エネに貢献しています。

⑨3000円でほぼ満タンに

燃料タンクはFF車で27Lと先代に比べて8L分容量が減りました。室内の徹底した低床化、およびスーパースライドシートのスライド幅確保のため、運転席下に燃料タンクを搭載しなければいけなかったのが容量減ですが、逆にいえばガソリン満タンにする費用を抑えられると思えばイイのです!

ガソリン130円/lとして、23.5l入れられます。これでほぼ満タンになりました!

限界テストでは24.5l入れましたがガソリン満タンで400kmは航続可能なので日常の足として使う方にとっては長い目でみればお財布に優しいといえるのではないでしょうか。

まとめ

・街乗りも高速も快適

・日常生活が充実する機能満載

・もはや軽にあらず

新型N-BOXは、軽の枠を超えたクルマだと思います。軽自動車の規格は1998年の改正から一度も変わっておりませんが、N-BOXは当時登場した軽と比べても一回り大きく見えます。

そして室内空間は二回り広く感じました!

カスタムターボを納車してから3日間・500kmロングドライブを行いましたが、街乗りはもちろん高速道路でも問題なく使えます。また充実の装備や細かい造りは長く乗っていられるようなクルマに仕上がっていました。

1人でもファミリーでも、生活でも趣味でも多彩に使えて満足できる軽自動車はなかなか出てこなかったのではないでしょうか?

中身は「もはや軽にあらず」。普通車から乗り換える方にも、ぜひおすすめしたいクルマです!

N-BOXの実装燃費の報告はこちらのページへ↓

新型N-BOXの実走燃費を公開!分かったことは?

ちょっと待って!N-VANも購入対象にイイですよ!↓

注目N-VANのメリット・価格は?維持費は?