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レペゼン地球 解散の本当の理由をDJ社長が説明 出資者Hに社長を解任される

元レペゼン地球のDJ社長が6月1日、YouTubeを更新。
久々にファンの前で一人喋りの動画を公開しました。

レペゼン地球は2020年12月の福岡ドームライブで解散を発表。
その頃、解散の理由として言及されたのは「ドームライブをやることが目標だったから」というもの。

その後2021年1月1日に「Candy Foxx」に改称されて世界進出を目標に再始動。

レペゼン地球時代の楽曲をリメイクした『Goshi Goshi』を皮切りに、奇抜な楽曲動画を月1回ペースで更新。5thシングル『Namaste!! CURRY POLICE』ではステレオタイプなインド人を描写したシーンが物議を醸し非公開となり、在インド日本国大使館が謝罪した出来事もありました。

そしてここにきて、レペゼン地球が解散した理由はあくまで「建前」であることが判明したのです。

DJ社長とH氏の関係

DJ社長は、福岡で博多Lifeを立ち上げて大きな集団のトップになりましたが借金6000万円を抱えていました。再起を賭けるために借金を返すと決意。

そこで一緒に仕事していたHに話をもちかけ「木元君(DJ社長の本名)は新しい会社を建てたほうがいい。売れ始めたタイミングで君の金(株)を差し押さえることができる。君が株を持ってるよりも僕が預かってるよ」と言われLife Groupを設立。もちろん新会社のお金もなかったため、Hが資本金100万円を出しました。

その後レペゼン地球は売れて、DJ社長が忙しくなったことでHが経理関係を全て担当することに。やがて幕張メッセで単独ライブをするほど大人気となったある日、DJ社長がHに経理関係の詳細を聞こうとしても全く教えてくれることがなかったため、メンバーも不信を抱き始めます。

そして1〜2年前にやっと借金を返した頃、DJ社長はHに「株を返してください」と聞くも「返せない」との一言。それでも何度も聞くと「条件と引き換えに株を返す」と返答されました。

その条件が・・・

「退職金4800万円よこせ」
「レペゼン地球のすべての楽曲の権利と印税をよこせ」
「Hにダメなことがあっても訴えたらダメ」

理不尽な契約書を見たDJ社長はHに「考え直してください」と電話しましたが、Hは「お金と権利をもらう」「どれだけ迷惑かけて生きてきたんや」と逆ギレされてしまいます。

「ヤバこいつ」と思ったDJ社長は弁護士経由でようやく経理の詳細を見せてもらうと、おかしなお金の流れに驚きます。そしてある日Hに呼ばれたDJ社長は「代表職を解任する」とHから告げられます。その1ヶ月後に本当にクビになってしまったとDJ社長は今回の動画で告白します。

その後Hがレペゼン地球メンバー(当時)の銀太に弁解していることを知ったDJ社長は事務所に乗り込んで「息子に給料送っとったやろ」と激しく指摘。Life Groupで活動している様子が見られなかったHの息子に給料を支払っていることが判明しただけでなく、銀太の給料はそれよりも低いことに激しく疑問を持ち「ちゃんと解決してほしい」と思いをぶつけます。

解散に追い込まれた現実

レペゼン地球は解散するしかなかったという衝撃の事実を打ち明けたDJ社長は「福岡ドームのライブが迫る前にこの事実を伝えないほうがよかった」「ドームやる前にこういう話もしておくべきだったかなと思ったりもせんこともないかな」と言い、謝罪しました。

最後に2020年10月14日に当時のレペゼンメンバー5人が揃う映像が流れて「なんで突然解散するんだろうな」「俺らドームに立てるのに給料めちゃめちゃ少ないんよ」と話すシーンが流れました。つまりこの動画は今回のためにあらかじめ撮影されていたものであることを多くの視聴者が知って動画が終わっています。

DJ社長とHは現在裁判中です。