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甲本ヒロトが響く言葉を連発「デジタル世代は歌詞を聴きすぎ」

©️フジテレビ

フジテレビ系の番組「まつもtoなかい」に甲本ヒロトさんが出演。
バラエティ番組には滅多に出ないヒロトさんが、番組の出演を快諾したことで久々に注目を集めました。

数多くの名曲や名言を生み出してきたヒロトさんがここでも深みのある言葉が飛び出しました。

見える世界について

同じ世界に生きているから同じモノを見ていて同じモノを聴いているはず。でも同じところにいて同じ方向を向いていているから同じモノを見ているとは限らない。僕はたまたま中学一年のときにロックにビシン!とピントが合った。それだけのこと。

年取ると老眼があるけど僕にはない。そのかわり遠くがどんどんぼやけてくる。そのタイプで良かった。近いものが見たい。遠くのものって見えなくても大して影響ないんですよ。

デジタル時代の音楽

若い人はみんないいと思う。音楽に形はないんですよ。結局「やったるで」という気合いが一番大事だと思う。アナログ世代とデジタル世代が一か所違うのは歌詞を聞きすぎ。アナログの頃は音で聴いてた。洋楽とか全部かっこよかった。ロックンロールはものすごく元気にしてくれたけど、元気づける歌詞とか一つもなかった。デジタルになると情報としてきれいに入ってきちゃって文字を追いすぎている気がちょっとする。ちょっとよ(笑)

ぼんやりしてない。ぼんやりしているとどこに焦点を合わせると自分で選ぶ。一枚にされるとそれしか見えない。デジタルってそんな気がする。

甲本ヒロトと夢

夢って取り憑かれてなっちゃうようなものが気がする。若い頃掴まれてバンドがやりたいと思った。それが夢なんだって思った。

いろんな人の話を聞いてると「バンドやってお金持ちになるんだ」「バンドやって有名になりたい」と2つ言う。一個にしとけ。金持ちになりたいんだったらバンドは捨てろよ。不動産勉強してそお金持ちになってもいいし、悪いことして犯罪すれば新聞載って有名になるだろ。

僕は十代の頃バンド始めた瞬間夢が叶ってる。そして今もやってるからずっと叶ってる。ずっとこのままでいい。めちゃめちゃ楽しい。あの頃良かったなんて一回も思ったことないよ。

人間食べていかなきゃいかんからね。自分のやってきたことを多くの人々が認めて生活していける。好きなことを仕事にできているのは幸せですよね。

おっぱいとお尻どっちが好き?

お尻。お尻はモノ言わんですからね。