キングコング西野亮廣さんの新刊「新世界」が2018年11月16日に発売されました。
あらすじ
時代を牽引する革命家・西野亮廣が語る「一歩踏み出す為に必要な情報」とは?
そして、西野亮廣が見た『新世界』とは?
今、世の中で何が起きていて、二年後に何が起きるのか?
西野亮廣がキミに語りかける、“学校では教えてくれない”これからの時代の生き方。
「大丈夫。まだ間に合う」
本の構成
まえがき
第一章 貯信時代
第二章 オンラインサロン
第三章 新世界
おわりに
「まえがき」と「おわりに」をのぞくと、大きく分けて三部構成となっております。
※まえがきは、キングコングのYouTubeチャンネル「毎週キングコング」で朗読形式で楽しめます。
第一章や第二章は「魔法のコンパス」や「革命のファンファーレ」でも書かれていた内容が多く、西野本を楽しんだことがある方には既知の情報が多いです。
しかし第三章の「新世界」はタイトル通り、西野さんが考えている新しい世界のプランが提示されていることから、この本の醍醐味は第三章以降にあると考えています。
また本編では読者「キミ」に語りかける文体で進んでいきますが「おわりに」は詩のようなエールを贈る表現になっていて、この部分が気に入ったという方も多いようです。
ご存知のように、西野さんは芸人という枠から完全に飛び出して活動をしているため、絵本作家でもあり文筆家でもあり革命家でもあり…つまり西野亮廣というジャンルが既に確立されていることをこの本で改めて知ることができます。
インフラが整備されてモノも溢れて絶望的に困らない社会になっている日本ですが、意外なことにお金について正しく語れる人は少ないような気がします。なぜなら私たちはこれまで学校でお金についてきちんと学ぶ機会が無かったからですね。
「新世界」を読めばお金をたくさん持っていることと人生を全力で楽しむことはまったく別物だということも理解できます。
また、会社や組織に縛られず、いかに自分でアウトプットするかが重要な時代になっていきそうです。ここで書かれていることをうまく吸収して実践に生かすことは自身の信用力を上げることにつながります。
やりたいことをどうやって実現したらいいか知りたい方へ、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。