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ブロガーがYouTubeに進出しない理由&ブロガーの動画活用方法

ブロガー(アフィリエイター)がYouTubeに進出する出来事が起こっていますね。

↓代表例はこちら。

https://www.youtube.com/user/nubonba

いわゆるインフルエンサーがYouTuberとしても活動を行いはじめて影響を与えています。

YouTube自体、もう10年以上前からこの世に存在していて「やろうと思えばYouTubeで一儲け!」と考えるブロガーも前からいたと思うけど、意外なことに積極的に行おう!っていう人は少ないのかなぁって思います。

YouTuberの収益システムとは?

ご存じの通り、YouTuberの収益構造はYouTubeパートナープログラムという広告収入です。中にはクライアントからの依頼案件で報酬を得る者もいますが基本は広告収入だと考えていいでしょう。

指標としては1再生あたり0.1円といわれています。単純計算で1本の動画が10,000回再生されたら1,000円という感じです。この指標はあくまでも指標なので、時期や需要によっても上下するようです。

では誰でも広告をつけることができるのかというと、そうでもないようです。

2017年4月16日に、YouTube パートナープログラムの審査条件が「総再生回数10,000回」と設定されました。

また2018年2月20日には「過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上」かつ「チャンネル登録者数が1,000人以上」の規定が設けられました。

つまり、これらの条件を突破できない場合にはYouTubeからの広告収益は1円も得られないということになります。

YouTubeとブログでは収益スタイルが異なります。ブロガーは主にAdsense・アフィリエイト・スポンサー etc…で成り立っています。少ないアクセスでも的を絞って成果が発生するブログに対して、YouTubeの敷居は高いといえるでしょう。

ブロガーになる理由はひとそれぞれですが、話すスキルよりも書くスキルがある人、ネアカな人よりもネクラな人が伸ばしやすい分野であると思います。

カメラの前で話すことが嫌いな人やリアルとのつながりが苦手な人は動画配信は選択肢から外れているでしょう。逆もあって、YouTuberとして大成功している人は顔出しや容姿そのものが売りとなり、派手なパフォーマンスや奇抜な行動を仕掛けていく人たちが何時間もPCの前に座ってブログに注力する必要性はありません。

トップクラスのYouTuberは編集を分業しているところもあります。ヒカルさんはトーク力が高いYouTuberとして知られていますが、特筆すべきところは「名人」という、ヒカルさんの動画にテロップ入れを行う編集者の存在です。ヒカルさんの動画には1本40~50分のものがあって出演者の発言にほぼすべてテロップが入って立派な完パケ作品となっています。(こうした編集作業をこなせる人は逆にブロガーに向いているんじゃないかな)

ブロガーのYouTubeとの付き合い方

ではブロガーはYouTubeをどのように活用していけばいいのでしょうか?

ブログの補足ツールとして

YouTube上にはお絵描き講座や、プラグインの導入の仕方などを説明するコンテンツがたくさんあります。

↑ブログマーケッターのJUNICHIさんは自身のブログでWordPressテーマの解説を行いつつYouTube上で実装方法について分かりやすく動画を使って紹介されていますね。

ブログへの誘導ツールとして

YouTubeで分かりやすい講義を行って「詳しくは動画概要欄のブログを見てください」という流れを作るのも良いですね。Twitterのような拡散・宣伝ツールと同じような使い方です。ネットサーフィンと一緒で、視聴者はいったんハマった動画があると関連動画を次々と視聴する傾向があります。

視聴ループに嵌めて誘導するというやり方は、ブロガーがよくやっている「閲覧者が好みそうな関連記事を貼り、商品リンクにつなげる」という狙い方に似ています。

YouTubeのアルゴリズムに乗っけた者が勝つ

最近ではYouTubeのシステムを上手く使って再生数を増やすもの(たとえばこんなの)が出てきています。

YouTubeの攻略法については色々ありますが、顔出ししなくても再生数を増やすアカウントがここにきて次々出てきています。

ハナから収益を目的にするのなら「ブロガーの〇〇が〇〇をやってみた」っていう動画だと後発過ぎて伸びにくいので、誰がアップしているのか分からない有益な情報を載せたコンテンツを作ったほうがいいですね。

いずれにしても、アルゴリズムを解析してトライ&エラーを繰り返すというやり方はブロガーと共通する点があるので根気と継続がキーワードとなりそうです。