大相撲中継はNHKが放映しているのは皆さんもご存知の通りですが、なぜNHKが独占的に放映しているのかについて、記述します。
日本相撲協会の運営費はNHKが出している。NHKにとって都合の悪い人間を処分しないといけないという話を上司から聞いたことがある。それはNHKの大問題である大相撲である。相撲協会との契約は6年契約で当時5億円(年間6場所で30億円)。
昔大相撲は民放がやっていたが今はNHKだけ。大相撲は視聴率が取れないから民放は撤退している。相撲協会は暴力団と繋がっている。暴力団と付き合うと会社自体が取引できなくなるから。相撲協会は放送権料を5億円に値上げした。
「バカじゃないの」と思って上司に「何で相撲協会に値上げをするんですか。こんなものに値上げしてどうするんですか?」と聞いたら「相撲協会というのはこっちの世界としっかり繋がっているんだ。NHKにとって都合の悪いことを言う奴を抹殺するためのカネだ」と小声で言われた。
相撲協会とNHKの共通点
相撲協会を使ってNHKが闇社会の暴力団にNHKの受信料が流れている。暴力団はお金をもらうためにNHKに取って都合の悪い人をこの世から抹殺するというメカニズム。めちゃくちゃ怖かった。相撲協会とNHKなんて似ているし組織の不正を正そうとするとその人だけが集中砲火される。
高校野球の放映権料は無料。NHKは幕下から放送している。「こんなのやめればいいじゃないか」といわれると田舎の力士が幕下でやるとなると地元の人は政治家に圧力をかける。
NHKの受信料収入は年間約6700億円
なぜNHKは相撲協会に非常識ともいえる放映権料を出すことができるのでしょうか?
日本相撲協会の相撲事業の収益は約107億6000万円(2017年)。NHKが相撲協会へ渡している放映権料が30億円とすれば、3分の1近く(27.8%)がNHKからの収益となる。
30億円というと一般人からすれば結構な大金であるが、NHKの年間受信料収入(約6700億円)のわずか0.5%にも満たない。お金をたくさん持っている(金銭感覚の鈍っている)NHKからすれば痛くもかゆくも無いことは容易に想像できる。
相撲協会からすれば、高額な放映権収入が入ってくるため両者にとって都合のいい関係となっている。相撲界の不祥事でNHKが大相撲中継を中止した時、相撲協会は大きな痛手を食らったが闇社会の力で過去のものになっているし、今も起こり続ける不祥事に対しても大きく変わることはない。