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危険物乙4試験・1週間で一発合格するために勉強したこと

様々な資格試験の中でも多くの方が受験する危険物乙種4類試験。

ガソリンスタンドで時給が上がるのに有利だから

職場の上司に言われてやることになった

という声もあるようです。

やる/やらされるに関わらず試験に臨むならぜひとも合格したいところ!

そんな受験者の皆さんにオススメできることを書いていきます。

危険物乙4試験の内容

危険物乙4試験に合格するには、出題傾向を抑えておく必要があります。

項目名 出題数 合格基準
法令 15問 60%(9問)
物理・化学 10問 60%(6問)
性質・火災予防・消火 10問 60%(6問)

問題は全35問ありますが、3つのセクションに分かれていてそれぞれのセクションで60%以上正解しないと合格になりません!

それだけにどのセクションも高い正答率を確保しなければいけません。

合格するためには、捨てる問題を吟味した方がいいです。ましてや・・・

あと1週間しかない!

ってなったらどこから手をつけていいか分かりませんよね?

ということで攻略法をご紹介します。

計算問題は捨てろ!

物理・化学の問題で「計算式」の問題が出てくることがあります。しかし他の問題に比べていろいろ覚えなければいかないことがあること、またこの手の問題が出てきても1問くらいなので、計算問題はあきらめておきましょう。もし1問出てきても「しょうがないや」と思って他の問題へ注力しましょう。

取っておきたい問題

①指定数量の倍数計算

指定数量とは一定の量を貯蔵したりするのに使う

↑たとえば、第4類危険物の指定数量はこのような内訳があります。全部で7種類あるのでこれを覚えるのは難しいと思います・・・

そこで、それぞれの品名の一文字を取り、指定数量の左側の数字を引用します。

と(く殊引火物) 50L
い(第ち石油類) 200L
あ(ルコール類) 400L
に(第石油類) 1000L
さ(第ん石油類) 2000L
よ(第ん石油類) 6000L
ど(う植物油類) 10000L

そして、ハガキを書くのをイメージして以下のようにまとめます。

5 2 41 2 6 1
といあ   にさよど

↑といあにさよどの法則を使い、数字が小さくなった時に0を1個増やすと指定数量が一発で分かります。

また第1、第2、第3石油類は水溶性の場合指定数量は倍になるということも合わせて覚えておきましょう。

これで1問取れます!

②混載物の積載

危険物乙四試験では、第4類危険物を中心に出ますがそれ以外の危険物の知識も覚えておく必要があります。

↑こんな表がありますが、これを覚えるとややこしいので混載できる組合わせを以下に記します。

①1ー6
②2ー4
③2ー5
④3ー4
⑤4ー5

はい、これだけです!この5つを覚えておけば表を見る必要はなくなります。これでまた1点取れることでしょう。

とにかく過去問を解こう!

試験まであとわずかなので、知識を叩き込むことよりも問題集を解いて傾向を掴むことが何よりも勉強になります!

ユニバース・リサーチの過去問は無料なのでやっておくだけでも点数アップにつながるでしょう。

ユニバース・リサーチ(WEBで危険物模擬試験)

書籍関係からこれさえやっておけば十分

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私もひたすら勉強して合格を掴んだありがたい1冊。過去5年分の問題が収録されていますので少なくとも1回ずつ解けば危険物試験の傾向はほぼ網羅できたも同然です!

試験前日は時間を作ろう!

とにかく、勉強をするためにはまとまった時間を作ったほうがいいです。
残り1週間となって焦る気持ちは分かりますが、その1週間のうちの3日分でも時間を作ることができれば合格を掴むことは可能です。

危険物試験は大変難しいというイメージがありますが、TOEIC試験や他の国家試験に比べれば一発で合格できる確率の高いジャンルです。

大切なのは試験日が迫っていたら繰り返し問題を解くということです。

問題集の中の同じ問題を3回解いて80%以上の問題に正解していれば合格ラインには限りなく近づいています。

試験当日は場所を変えてみよう!

試験当日を迎えても、開始時間が午後や夜の場合はまだまだ勉強できる時間が残されています。
試験会場に入っていざ集中できなくなることがあります。これは環境が変わることによる不安です。

私が実践したのは、試験会場近くのファミレスに入って前日まで解いた問題をもう一度解きました。これまで自宅で勉強してきた方は場所をちょっと変えて最終確認してみましょう。

ここでど忘れした問題を再度思い返すことで、記憶に残りやすいです。

まとめ

ここまで書いてきたことを振り返るとこんな感じです。

危険物試験合格へのポイント

・計算問題は捨てよう
・必ず出る問題は確実に取ろう
・試験直前は過去問をひたすら解こう
・試験当日は環境を変えて最終確認

試験に挑む皆様の参考になれば幸いです。