軽自動車を買うのはもう全然恥ずかしくない!数々のメリット&デメリットの考察

日本独自のガラパゴスカー、軽自動車の魅力について書いていきます。

軽自動車は今、街中に大量に溢れています。1998年3月末時点の25.9%だった軽自動車の保有比率は、2016年3月末時点では39.0%まで増えています。

軽自動車とは?

日本のクルマのカテゴリーにおける「軽自動車」には、以下の決まりがあります。

・全長3,400mm(3.40m)以下

・全幅1,480mm(1.48m)以下

・全高2,000mm(2.00m)以下

・排気量660cc以下

・定員4名以下

この規格を1つでも超えてしまうと普通車扱いになってしまい、以下のメリットの恩恵が受けられなくなってしまいます。

軽自動車のメリット

維持費が安い!

軽乗用車 普通乗用車
取得税
(課税対象額の割合)
3% 5%
重量税 3年 9,900円
2年 6,600円
3年 15,000円
2年 10,000円
自動車税 10,800円 (1000cc以下)
29,500円
自賠責保険
(強制保険)
26,370円 27,840円

年に1回支払いを行う自動車税を比較すると、普通車になった瞬間軽自動車税の3倍近くを払うハメになってしまいます。

取り回しがラク!

現在のクルマはグローバルに対応するため、3ナンバー(全幅1700mmを超える車種)が多いのですが、軽自動車の幅なら日本の狭い道路事情にマッチしています。

また車両寸法の制約からホイールベースが短いため、最小回転半径が小さくなっています

ちなみに軽自動車の場合は車種によって異なりますが4.2〜4.8mの範囲。トヨタ・プリウスが5.1mだということを考えれば取り回しがラクです。

高速道路の通行量が割安

軽自動車 普通車
首都高速道路 270円〜1,070円 300円〜1,300円
東名高速道路
東京ICー名古屋IC
5,710円 7,090円

※平日昼間利用時・ETC料金

高速道路にもよりますが、普通車より割安料金で移動できます。

軽自動車のバリエーションは多彩!

軽自動車は同一の規格でありながら、N-BOXのようなスーパーハイトワゴンから、ジムニーのようなオフロードカー、さらにはS660のようなスポーツカーと多彩な種類がありますね。

過去にはダイハツ・オプティのような4ドアセダン風の構造もありました。

軽自動車のデメリットを考察する

軽はパワー不足?

軽自動車の排気量は最大660ccと決められているため、最高出力がターボ車で64馬力に自主規制されています。

ところがトルクの向上により街乗りはもちろん高速道路での走行も不満は少なくなっています。高速道路でもターボなら120km/hまでは難なく上げることができるようになりました。

軽は乗り心地が悪い?

狭い割には車高が高くなるため、走行中のフラつきが多く、普通車に比べて乗り心地が悪いという意見があります。

これも最近では改善が見られており、駆動系のブレーキにはベンチレーテッドディスクが採用される車種が多く、普通車顔負けの足回りが施されたシャシーが用意されています。

シートを含めたインテリアに関しても質感が向上しており、車内幅の狭さを除いたらひと昔前の軽自動車に乗っていた人なら想像できないほど、乗り心地が改善されています。

軽で200万円超は高い?

ここ10年間で新車の本体価格は高くなっているように感じます。軽自動車でもそれは例外ではなく、ひと昔前なら100万円で購入できたものが、今やオプションが付いて200万円台になってしまうという事例は珍しくありません。これは自動車がグローバルモデルである要因があります。

すなわち、

・鉄鋼需要の高まりを受け価格に転嫁されていること

・世界各国がインフレ基調の中、日本はデフレ経済が続いているため相対的に価格が上がっていること

などが考えられます。

7月の鋼材受注、6カ月ぶり増 五輪需要がけん引 (日本経済新聞)

しかしながら最近の軽自動車に搭載されている装備は普通車並みであり、もはや軽自動車とは呼べないくらいの商品となりました。一部の車種では高級車に使われている技術を転用しているほどであり、日本の自動車メーカーが軽に開発資源を集中させた結果、価格に見合ったクルマができていると評価します。

黄色ナンバーがダサい?

軽自動車が差別扱いを受ける一つが、あの黄色いナンバープレートだと思います。

ところが最近白いナンバープレートを付けた軽自動車が街中を走り始めています。

それがラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート(図柄入りナンバー)です。

ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート(軽自動車検査協会)

取付料金は都道府県によって違いますが、7,000円〜10,000円の範囲。もちろん好きなナンバーを選ぶこともできます。

白ナンバー好きの方はいかがでしょうか。

 

軽自動車は賢い選択だ!

昔は軽自動車を乗っていたらバカにされたことがありました。優れた経済性のほか実用性も高まった結果「セカンドカーからファーストカーへ」シフトする現象が今後起こることでしょう。

クルマが若者の憧れになりにくくなった昨今、軽自動車を選ぶことは賢い選択であることは間違いありません。

軽自動車の最後の規格改定は1998年10月でした。以来20年近く一度も規格が変わっていないものの、ユーザーのニーズに合わせて大幅な進化を遂げました!

日本に住み、大人数の利用が無ければ、軽自動車は身の丈に合ったクルマといえることでしょう。もう「軽視」できませんね。