デミオ・クリーンディーゼルに500km乗ってみて分かったこと

自動車がハイブリッド(HV)化やEVへ向かっていく中、内燃機関の技術で生き残りをかけていくメーカーが

マツダ(MAZDA)

といえるでしょう。

基幹技術「SKYACTIV」シリーズは「燃料が持つエネルギーの30%しか車の駆動力をして取り扱われない」される内燃機関の駆動効率を上げるために圧縮比を「14.0」まで向上させたエンジンを採用しています。

そして影を潜めている「ディーゼルエンジン」にもマツダは新技術を取り入れています。それが「SKYACTIV-D」です。

なぜ、ディーゼル?

地球にやさしい

ディーゼル車はガソリン車に比べて燃費が2~3割優れているため、走行時のCO2排出量を削減し地球温暖化対策に貢献できます。仮に、日本で走行する車の1割がディーゼル車になった場合、年間約200万tのCO2排出量を削減することができると言われています。走行時だけではありません。燃料を石油から精製する際も、軽油はガソリンに比べてCO2排出量が半分程度で済みます。ディーゼル乗用車の普及により年間400万klのガソリン需要が軽油に置き換わったと仮定すると、燃料精製時のCO2排出量は約170万tの削減となります。

引用:http://www.mazda.com/

今回、デミオのクリーンディーゼルをレンタルすることができて500kmの距離をドライブすることができました。燃費計での燃費表示は16.9km/L。今回は高回転域まで回したこともありこの数値は参考にはならないかもしれませんが、それでもここまで伸びたことは意外です。多くのコンパクトガソリン車の実走燃費を考えると見劣りしない燃費といえます。

日本の省資源化に貢献

日本は石油を輸入に頼っています。ガソリンや軽油は原油から一定の割合で取れますが、日本はガソリン依存度が高いため、さらに石油を輸入する一方で、余った軽油を輸出しています。ディーゼル車の普及により国内での軽油使用量を上げることで、日本のエネルギーバランスを最適にし、CO2排出量を削減しながら貴重な輸入資源を無駄なく使うことができます。

引用:http://www.mazda.com/

軽油って、実は輸出されているんですね。日本の乗用車のほとんどがガソリン車で占められている現状を考えると軽油が余るのは確かなこと。だったら日本で使ったほうがイイですよね。

ランニングコストが良い

日本においては税制の違いから、レギュラーやハイオクに比べて軽油の方が価格が低く、燃料費が安くなります。また燃費の良さから給油回数も抑えられ非常に経済的です。

引用:http://www.mazda.com/

レギュラーガソリンに比べてリッターあたり10〜15円安く入れられるディーゼル車種。

ちなみにデミオ・クリーンディーゼルの給油口にはガソリンを給油しないようにグリーンのステッカーで喚起しています。

プレミアムな走行性能

ディーゼル車の登坂路や高速道路などにおける力強い加速感は、これまで体感したことのないドライビングの楽しさを実感できます。またディーゼルは走行音がうるさい、という昔のイメージからは想像できないほど、現在のクリーンディーゼル車は静寂性に優れています。力強さに加えて静かでスムーズなプレミアムな走行感は、新たな走る歓びと感動をドライバーに提供します。
引用:http://www.mazda.com/

驚いたのはアクセルを踏み出したときの加速の伸びやかさ。レッドゾーンが5000回転以降ということで低回転域の使用がメインとなってきますがトルクフル溢れています。

そしてディーゼルといえばつきものだった「煩さ」がほとんど感じられないのです!これはもう乗用車としての基準はクリアしているも同然ではないでしょうか。

クリーンディーゼルは、選択肢の一つになりうる

トラックやバスといった大型車種につかわれてきたディーゼルですが、小型車でも十分に通用することができる!とデミオに乗って感じました。

HV車はまだまだ本体価格が高く、元を取るには・・・といった感じですが、クリーンディーゼルもクルマのひとつの選択肢としてこれからも検討できるようになって欲しいですねと思います。