クルマの普通免許で125ccバイクの運転が可能になるために必要なこと

毎度おなじみ、Wind.でございます。

自動車免許を取得されている方ならご存じだとは思いますが、普通免許を取得すると原付一種のバイク(以下、50cc)をもれなく運転することができます。

この50ccについて、こんな話題がありました。

ホンダとヤマハ発、50cc二輪で提携検討を発表(日本経済新聞)

二輪車最大手のホンダと2位のヤマハ発動機は5日、国内の排気量50ccのスクーターの生産、開発で提携の検討を始めたと発表した。ヤマハ発は排気量50ccのスクーターをホンダからOEM(相手先ブランドによる生産)で調達するほか、国内の電動バイクの普及に向けた協業も視野に入れている。2018年をメドに、ヤマハ発はホンダの車両をベースにしたモデルをヤマハ発専用のデザインでOEM供給を受ける予定。業務用のスクーターでも次期モデルを共同開発し、ホンダがヤマハ発にOEMで供給する。

ヤマハとホンダが手を組むという衝撃的なニュースは、HY戦争を経験された世代の方にとっては衝撃を受けたようです。HY戦争とは、1980年代に起こったホンダとヤマハの二輪業界トップをかけた激しい争いを指します。

現在、ホンダは二輪車業界1位でヤマハは2位ですから今でもお互いライバル同士です。しかしHY戦争絶頂期・1982年約330万台にのぼっていた二輪販売台数は、2015年には1割強の約37万台まで落ち込んでしまっています。

つまり上位2社が手を組まなければいけないほどバイク市場(特に50cc)は厳しいのです。

50ccはなぜ売れないのか?

少子高齢化や都市部でのバイク離れがありますが、そもそも50ccは日本独自の規格であることが大きいようです。つまり輸出しても売れないのです。同じガラパゴス化されている軽自動車も国内市場がメインですが、日本の交通事情に合わせてつくられているためまだ需要は高いです。ところが50ccには致命的な弱点があります。

50ccは安全ではない

50ccは速度制限が時速30km以下であったり、交差点での二段階右折義務があったりと規制も多く、現実的な交通の中では不便なことも多いです。

それほど急ぐ必要のない小さな離島や田舎の細い道で使うのならまだしも、幹線道路や交通量の多い日本の道路事情では足を引っ張っているのではないかと思うんですよね〜。

一見50ccはスピードが出ないから安全だと思っている方がいらっしゃると思いますが、車道を走ることを許可されているのに他の車両の流れに乗れないんだから逆に危険です。

↑私は自動車免許を取得した際、まず所持したのがホンダ・トゥデイでした。原チャリ生活をしていて感じたことは、国道を走っているとトラックに煽られることが多かったんですよね。車体は小さいので抜かされたときの風圧が凄くて倒れそうになったこともありました。

125ccのメリット

そんな中普通免許で125ccバイクの運転が可能になるよう検討されています。

車の普通免許で125ccのバイク運転可 規制緩和の検討に賛否の声(まぐまぐニュース!)

  現在、「原付2種」と呼ばれる125ccバイクに乗る場合、普通免許とは別に「小型自動二輪免許」が必要になる。その125ccバイクの免許取得について、全国オートバイ協同組合連合会や日本自動車工業会などは2010年から「簡便化」するよう、警察庁などに要望していた。

原付二種のバイク(以下、125cc)にはこんなメリットがあります。
●クルマの流れとあわせて時速60kmで走行可能。
●交差点での「二段階右折義務」が無い。
●2人乗りも可能(一部車両を除く)。
●維持費は50ccに比べてほとんど変わらない。
私は「普通免許で125ccバイク」に大賛成です!これだけのメリットがあるんだから125ccに乗れるユーザーを増やしたほうがイイですよ。50ccはこれから先細りしていく一方ですから・・・

普通免許で125ccを実現するためには?

現在、125ccを取るためにはAT限定普通二輪小型限定免許の取得が必要で、技能教習や検定が必要で最短でも3~4日かかるとのこと。
だから普通免許を取得した際にも2〜3時間くらい125ccの教習を組み込めばイイんですよね。
というか、何の教習も無しに50ccバイクに乗れる今の自動車免許がおかしいんですよ!学科試験でバイクに関する問題が2〜3問出てくるだけじゃないですか。
公道を走るのは四輪だけではないという意識付けとわずかな二輪教習を組み込むことができれば、125ccバイクのおまけを付けてもイイんじゃないでしょうか。