リオデジャネイロオリンピックの閉会式で、次回の東京大会をアピールしたプレゼンテーションが評判となっています。
リオから東京へバトンタッチされるという意味では重要なセレモニーであり、世界中に日本をプレゼンする大切な10分間でした。
閉会式というと私はほとんど期待していなかったのですが、フタを開けてみたら実に良くできたプレゼンだと思います。
Contents
演出・主な出演者紹介
このショーでは様々な登場人物やクリエイターが携わっていました。主要な方々をまとめていきましょう。
企画・プロデューサー・音楽監督
椎名林檎さん

シンガーソングライター。ソロデビューからバンド「東京事変」のボーカルを経て現在は再びソロで活動。
和風文化に影響された曲を数多く作られており、独自の世界観を築きあげています。
企画・振り付け
MIKIKOさん
多種多様なダンスの経験を元に、ダンサー/振付師として注目されています。2005年より本格的に演出家としての活動を開始。
BABYMETALやPerfumeの振付・ライブ演出も担当されています。
企画
佐々木宏さん(クリエイティブディレクター)
菅野薫さん(電通)
アニメ・ゲームキャラクター
キャプテン翼

キャプテン翼は五輪招致で「隠し玉」としてウワサされていましたね。
パックマン

海外の映画にも出てくるので勘違いされる方も多いですが、れっきとした日本のゲームキャラクターです。
ドラえもん

↑「STAND BY MEどらえもん」以来となる、3Dでの登場ですね!
ハローキティ

サンリオを代表するキャラクターが一瞬見切れていましたね。
スーパーマリオ

すっかり3Dがおなじみになった、配管工のお兄さんです。
良かったのは、日本から見て地球の真裏にブラジルがあることを利用してドラえもんがひみつ道具でリオまで掘っていきマリオが土管を使って通っていくシーン。ここでしかできない演出ですね。
アニメーション投影

プレゼンの中盤披露されたのは、初音ミクでもお馴染みのAR(拡張現実)を用いた次回五輪で採用の33競技をイメージしたアニメーション投影。
これを手がけたのはライゾマティクス(Rhizomatiks)というウェブデザインやグラフィックデザインを強みとする会社。
↑ホームページを見てみると立体のグラフィックスが表示されるので「なるほど」と思います。
BGM
中田ヤスタカさん

Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲を手がけています。クラブイベントも多数。
椎名林檎さん

そういえば中田さんは椎名林檎さんは2人は以前コラボして曲を出したことがありましたね。
主な参加団体
青森大学男子新体操部

東京ショーで踊ったダンサー50人のうちの20人がこちらの所属です。
全日本学生新体操選手権では負け無しの団体競技14連覇中であり、全日本選手権においても2年連続11度目の優勝を達成している。2013年1月に開催された男子新体操舞台「BLUE」をきっかけに、世界的デザイナー三宅一生氏からのオファーを受け3000人集客の公演「青森大学男子新体操部」を成功させています。
アヤバンビ(AyaBambi)

椎名林檎のバックダンサーを務め、また世界的歌姫マドンナとの共演も果たした話題のダンスユニット。この2人は同性婚としても注目を集めています。
主な参加人物
土橋ココさん(女子体操選手・名古屋経大市邨高校2年生)
阿部一二三さん(柔道男子66キロ級)
加藤美優さん(女子卓球選手)
高橋尚子さん(シドニー五輪女子マラソン金メダリスト)
北島康介さん(アテネ五輪・北京五輪水泳金メダリスト)
村田諒太さん(ロンドン五輪・ボクシング金メダリスト)
安倍晋三首相

↑東京からリオへ土管でやってきたスーパーマリオに扮していました。
まとめ
思ったのはサブカルばかりを並べているワケではなく、日本の伝統的な部分も挟めつつ作品に昇華しているところです。
日本のトップクリエイターたちが上手にコラボしていけば・・・
次回の五輪開会式、やっぱり期待してしまいます!