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H5系の運用について。北海道新幹線はやぶさに乗る方法。

(出典:miyayume.cocolog-nifty.com/)

北海道新幹線の開業日が書かれたポスターを見てみると、JR北海道の新型車両H5系が中央にドーン!と描かれています。

H5系の外観は、画像をご覧の通り緑と白の塗装に「ラベンダー」を意識した紫色の帯が入っているのが特徴。同じ車体のJR東日本E5系はピンクの帯が入っていますね。

「新函館北斗駅まで乗り入れる新幹線は、新型車両に乗れるのかぁ」と思って調べたところ、H5系の割合はかなり少ないことが分かりました。ポイントを抑えておきます。

ポイント

●北海道新幹線は通常1日26本(13往復)運転されますが、北海道内を走るH5系は1日4本しか運転されません。残りはJR東日本のE5系で運用されます。

●H5系は4編成。そのうち2編成が運用にあたり、もう2編成は点検や事故時の救援列車として函館新幹線総合車両所に待機しています。

※北海道に乗り入れない運用を含めるとH5系での運転は1日7本です。

運用される列車は現在のところ以下の通りです。太字は北海道内を走るH5系での運用。

編成1の運用・時刻表

【はやぶさ10号】

新函館北斗(6:35)→東京(11:04)

【はやぶさ17号】

東京(11:20)→新青森(14:43)

【はやぶさ32号】

新青森(17:44)→東京(21:04)

【やまびこ223号】

東京(21:44)→仙台(23:47)

→翌日の編成2運用へつづく

編成2の運用・時刻表

【はやぶさ95号】

仙台(6:40)→新函館北斗(10:07)

【はやぶさ22号】

新函館北斗(12:44)→東京(17:04)

【はやぶさ29号】

東京(17:20)→新函館北斗(21:48)

H5系に乗るためには以上の運用を狙って切符を購入するとよいでしょう。「あっ、東北新幹線の車両だぞ!?」なんてことにならないはずです。

H5系はやぶさに乗車レビューはこちらへ↓

H5系はやぶさ(新函館北斗〜東京)に4時間ぶっ通しで乗って分かったこと。

やまびこ223号は東北新幹線の下り定期列車では仙台行きの最終電車にあたります。よって停車駅が多く、新白河駅・郡山駅・福島駅と、福島県内の全駅に停車します。

H5系が福島県の全駅に止まる「やまびこ223号」

「北海道には行けないけど、H5系にどうしても乗ってみたい!」という方は「やまびこ223号」が狙い目です。

やまびこ223号の時刻表
(2016年3月26日改訂版 H5系運用)

駅名 時刻
東京 21:44発
上野 21:50発
大宮 22:10発
宇都宮 22:35発
新白河 22:55発
郡山 23:08発
福島 23:22発
白石蔵王 23:33発
仙台 23:47着

東京に出張や観光に行く予定がある、沿線近くにお住まいの方はご参考いただければと思います。