●旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです(はあちゅう 公式ブログ)
はあちゅうさんの記事に共感せずにはいられませんでした!
昔、世界一周をしたけれど、正直、旅続きの毎日は、それほど楽しくなかったです。(中略)「感動」はするけれど人生観がそこまで変わったりはしません。(中略)あるとしたらそれをきっかけに自分を変えようと自分が決断するかどうかなだけ。
(引用:旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです(はあちゅう 公式ブログ))
「かぜさいと」では旅行を記事にすることが多いですが、そのような記事を読んでいた方からこんな質問をいただいたことがありました。
「人生にとって旅は必要なんですか?」
ある瞬間において、知らない場所へ行くことは大切だと思います。ただ必要かどうかと聞かれたら、必ずしもそうではない。
私はシンガポールに行って、日本では感じたことのないようなエネルギーを感じてヲタ活を辞める決心をしました。はあちゅうさんの言葉を借りるとすれば「自分を変えようと自分が決断した」ことになります。
知らない場所へ行くことは刺激を受けたり、視点を変える手段の1つに過ぎず、普段生活している場所から多くの人と刺激を共有できたり、違った見方を提供できるようになればどこかへ行く必要は無いと思います。
あなたの人生は、終わりなき旅の途中にある。
誰しも自分の住まいを持っていて、そこから遠い場所に向かうことを「旅」だと多くの人々は定義しています。私もそのような行動をしているのですが、たとえば沖縄に3日間行って浜松の自宅に帰ってきても「旅はまだ終わっていない」と感じています。
浜松に拠点を構えて8年以上が経過しましたが、たまたま浜松にやってきて長居をしているだけなのです。自宅にいても旅のまっ最中であり、それは人生の中でずっと続いていきます。
人生そのものが旅なのです。落とし穴や道無き道を進んで今日も1日乗り切っていった。どこに移動したって、あるいは1つの場所に留まっていたって、苦労や挑戦や感動の旅をしていることに変わりはありません。
最終目的地はどこにあるのか?
人生の最終目的地はこの世に存在するのか?遅かれ早かれ待ち構えているものがあるとしたら「死」である。だからこそ人生という旅を最後まで楽しむことに全力を注げばいいと伝えたい。
ちなみに海外に行くのはほんの一握りの人間が与えられた特権だと思われますが、それは誰にでもできる簡単なことです。
私がシンガポール滞在をきっかけにして書いた本がありますので、良かったら読んでみてください。
