ようこそ静岡県へ!
家を持たない生活を続けて、辿り着いた場所。
とにかくヤバいことをしている「いばや」の坂爪圭吾さんは、家を持たずに国内や海外を移動する生活をしておりました。
↑そんな生活を綴っている坂爪さんのブログを読んでいると、様々な言葉に刺激を受けます。それらは大抵、私の中にある固定概念を壊すものであり、年代・性別問わず多くのフォロワーが坂爪さんの生き方に何かを見出そうとしています。
僕は坂爪さんこそ天才なんだなと率直に感じてます。言葉の1つ1つを見るたびに、それまで縛られていた考えが頭の中で1つ、また1つと崩れ落ちていきました。 https://t.co/baSkBc9xcF
そんな坂爪さんが2年間に渡る家無し生活を終えて、熱海に家を持つことになりました。協力者の方が坂爪さんのために用意してくれたのだそうです(ヤバい)!
かねてから坂爪さんにお会いしたいと思っていた私でしたが、正直年内はムリとも思いました。
しかし、12月23日のブログに・・・
これから数日間は熱海にいるので、近所の方や、実際に何かをできそうな方がいたら、気軽にご連絡をください。
「こりゃマジか!」
この出来事は、私にとってはクリスマスプレゼントといっても過言ではなく「Wind.、坂爪さんのところへ行きなよ」って誰かが言ってくれているような気がしました。
「いばや図書館」へ
前置きはこのくらいにして12月28日、青春18きっぷで浜松から熱海に向かいました。
熱海駅の改札を抜けると坂爪さんのほかに名古屋への帰省途中で訪れた方、東京から来られた方の3人が待っておりました。ここに来た目的はそれぞれ違うのが面白いです。

「歩くと気分転換になりますよ!」と坂爪さんのススメで新拠点まで30分ほど歩きました。私も地方在住者ですが、移動のほとんどはクルマを使ってしまうため長い時間歩く機会は乏しいと感じました。

標高が高くなり、足腰がいい感じになってきました(笑)

細い道をどんどん進んでいき、ついに辿り着いたのです。
住みはじめたばかりの古民家

↑こちらが坂爪さんの新しい拠点です!

玄関先には荷物が届いていました。聞くと毎日のように来訪者があり、連日荷物も届いているとのこと。
荷物の中には、この拠点で集めようとしている「本」や「食料」さらには「生活必需品」が送られてくるといいます。みんなすげー!

私は今回、数冊の本(下記参照)とともに、青森のりんごを持ち込みました。早速来訪者の一人に皮を剥いていただき、コーヒーやお茶・みかんと共にみんなで食べました。

はじめは「人ん家だから」と恐縮しておりましたが、いろんな人から届いたいろんな本を読んでいるうちにゆったりできるようになりました。時間を忘れて本を読むということも最近無かったなぁ。日差しがちょうどよい明るさで入ってくる床の間で足を伸ばして読むのがオススメです。
ここに集まる本を読んでいると「新しい出会い」がありました。私にとって「本」は「人そのもの」だと考えており「本を読む」ことは「新しい人に出会う」ことと同じだと思います。すでに30冊以上の本がありますが、これからどんどん増えていくでしょうね!どんな本を読んだらいいかと悩んでいる方はぜひ坂爪さんの拠点を訪れてみてください!
熱海の魅力
熱海は海と山に挟まれている風光明媚な場所であることはもちろん、遠方からのアクセスも容易(新幹線の駅もあります)で冬もほとんど雪が降りません。

温泉地でもあるため民家に温泉を敷くことも不可能ではないでしょう。
坂爪さんは熱海の地をとても気に入っておられました。家のウラには畑があり、その奥の小屋を茶室に改装しようという計画です。これからドンドン面白い場所になっていくことは間違いないので、私もこれからちょくちょく足を運んでいきたいと思います!

私の蔵書
最後に、今回寄贈した本をご紹介します。いずれも私の人生に大きな影響を与えた本ですのでどなたかの手に渡れば幸いです。熱海の坂爪さんの拠点を訪れた際はぜひご覧になってください。




私の同人サークル「多分、ひとり。」で作った「海外旅行を0から始める本・完全版」もありますのでそちらもぜひどうぞ。