慌ただしい日々が続いていますが、毎日がつまらないと思うことは全くなく日々いろんな方々からの言動に刺激を受けております。
最近私が思っていることで、話を進めていきます。
無難な人生は、面白くないんですよね
「安楽」という言葉を聞いて、どんなことをイメージするでしょうか?
安楽(あんらく)とは・・・
[名・形動]心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。また、そのさま。「老後の 安楽 を願う」「安楽 な生活を送る」
鎌倉時代の日蓮は「難来たるを以て安楽と意得べきなり」という言葉を残されています。しかし、ここでいう「安楽」は、上記の「楽なこと」や「苦労がなくなる」といった意味ではないそうです。
その昔、天台大師は「安」に「不動」、「楽」に「心に憂脳無き」の意味があると示しています。何があっても動じず、憂いなく生き抜くことが、真の安楽なのです。
私のまわりの人たちにも、さまざまな試練や困難があります。苦難が無い状態を幸せだという人もいます。そのような考えに働いていくことは、自然なことかもしれません。
難しいことに挑戦しようとすると「無難に過ごしておこう」とする心理が働きます。もちろん誰だって失敗はしたくありません。こうして無難な日々を過ごしていけば悪いことは起こらないかもしれませんが、それ以上に良いことは起こりません。
そして無難な人生になってしまうと、何もかもがつまらないと感じてしまいます。
苦難は成長の糧になる
苦難はいつ起こるか分かりません。そして苦難を避ける生き方には喜びも充実も成長もないのです。難が起こった時、基本的にはマイナスのことに思えてしまいますが、これこそが試練の時だと思ったほうがいいのです。
私もこれまでさまざまな苦難が起こりましたが、前向きに捉えているため乗り越えることができました。苦難を乗り越えることは、絶え間なくやってくる波を乗り越えるようなものです。
波を乗り越えようと頑張った人だけが、先に進むことができます。そして、経験した苦難は成長に繋がっていくのです。