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池井戸潤さんの「下町ロケット」
おそらく、知らない方はほとんどいないであろう「半沢直樹」の著者池井戸潤氏の小説で、こちらは直木賞を受賞しています。
「下町ロケット」というタイトルを聞いただけでは夢に向かって進んでいく町工場の奮闘を描いたものだと想っていたのですが・・・
意外に「カネ」や「権力」の臭いがプンプンするという、池井戸テイストに仕上がっているのでした。
小説は現実とは違う!
「下町ロケット」について、宇宙機エンジニアの野田篤司さんはTwitterで以下のように書かれておりました。
野田篤司@madnoda相変わらず「下町ロケット」は見てないのだが、昨日初めて見たと言うやはり宇宙の専門家が「酷かった。一方的に大企業が悪意で小さい方のロケット開発止める何てあり得ない」と
悪意で妨害って「勧善懲悪」ドラマか?
そんな単純なもんじゃ無いよ
(だから、人間ドラマとやらは嫌いだ)
下町ロケットはTVドラマの視聴率がイイそうなんですが、これは当然大衆向けにテイストされているからだと思います。加えて私は宇宙開発の業界は全く知りませんが「下町ロケットの世界観はそのまま現実世界に置き換わらないだろうなぁ」と思いました。やっぱりフィクションはフィクションなんですね。
だからといって、下町ロケットの小説がつまらないというワケではありません。大企業VS中小企業という構図、「正義は勝つ」的な王道パターン、テンポの良さやドキドキ感は痛快そのものです。TVドラマを見る気はしませんが、本ならオッケーです。
このほど続編の「下町ロケット2」がリリースされました(もちろんKindleもあります!)。2冊ともガンガン読み進めていける内容ですので、読んでおきましょう!
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