「ギャラクシー街道」がボロクソ不評な理由が実際に観て分かった!

良くも悪くも、三谷さんの想像されている宇宙だからですね。

ギャラクシー街道

脚本と監督・三谷幸喜、待望の最新作
SF映画史上最も笑えるスペース・ロマンティック・コメディ!!! 

『THE有頂天ホテル』(06)、『ザ・マジックアワー』(08)、『ステキな金縛り』(11)、『清須会議』(13)と日本中をたくさんの笑いと感動で包み込んだ三谷幸喜監督待望の最新作!今度の舞台は“宇宙”。登場人物、全員宇宙人。爆笑必至!誰も見たことのない、スペース・ロマンティック・コメディが誕生します!

(※以下は一部ネタバレになるような部分も含まれておりますのでご注意下さい) 


この映画、ネット上ではかなり酷評のようでした。ですから本当にそうなのか?ということを私見を交えて書いていきます。

宇宙を題材にした映画はたくさんありますね。代表的なスター・ウォーズは「遠い昔、遙か彼方の銀河で戦闘を繰り広げていく」という設定からして非現実的な要素を取り入れています。

一方、マンガが原作の「宇宙兄弟」は2025年以降、南波六太が「一度は諦めかけていた宇宙飛行士を再び目指し始める」という現実的な視点があります。

つまり10年後を描くにせよ全然違う時代を描くにせよ「世界観を描ききれるか?」が宇宙映画のキモに繋がっていくのだと思います。

ギャラクシー街道はどうか?
時代は西暦2265年、場所は木星と土星の間に浮かぶスペースコロニー「うず潮」と地球を結ぶスペース幹線道路・ルート246666(通称:ギャラクシー街道)で、登場してくるのは人間味溢れる異星人、という設定です。

この作品を見てみました。ハンバーガーショップを中心に物語がすすんでいくので「宇宙」という壮大さがまずありません。そして段田安則さん演じる役人のまわりに描かれているアニメの犬と鳥たち、様々な宇宙人を描いている割には地球人も出ているなど、世界観がバラバラでクオリティが下がっている気がします。

「スペース・コメディ」というジャンルで映画を作ったのは冒険でしたが、多くの人には受け入れにくいと思いますねー。ところどころクスっと笑うシーンもありましたが、全体的にはまぁまぁでした。

映画というより、舞台っぽい?
せっかく錚々たる俳優陣を揃えていてワンセットで撮影しているのなら、余計な映像技術を使わずに舞台でやったほうが面白いんじゃないかなぁ、と思いました。