クルマで行こう!

納車待ちで人気のS660でドライブ!まるで「大人のおもちゃ」です

2015年4月に発売されたホンダの軽オープン「S660」。あまりの人気ぶりにオーダーが一時ストップされ、同年10月に再度オーダー予約が行われますが納車は9ヶ月後の来年7月以降となっています。

購入したいのだけれども、値段も高いし納期も長そうだし、当分乗る機会は無いかなぁ・・・

と思っていたらレンタカーで取り扱っているお店を見つけました!

1日だけの贅沢

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沖縄旅行をした際にちょうどレンタカーを探していまして、目に留まったのがGrace okinawaで取り扱いを初めたS660のα(上位)グレード!しかも6MTですよ!

内訳としては1日分の基本料金12,960円、休業補償や保証対象外製品の自己負担を免除する安心パック補償が1,620円、消費税込みで14,580円でした。これを高いか安いかと判断するのは分かれるところですが、この方法ならカンタンにS660でドライブを楽しむことができますね!

小さなボディに、大きなワクワクが詰まっている

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軽自動車ということでやはり全長・幅は規格どおりですが車高も低いですねー。

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乗り込んでみるとわかりますが、コンパクトカーでは感じない低い視界。まるで地面スレスレを走る・・・と思ってしまうほど、着座位置の低さは印象に残ります。
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↑足元は意外に窮屈感は無く、足が長い私でも大丈夫でした。

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↑幌は思ったよりも軽く、前と左右の3ヶ所のロックを解除してクルクルと丸めます。

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↑丸めた幌はフロントのボンネットにすっぽり収まります。逆にいえば、幌を付けた状態の時はここが貴重な「荷物置き」となるのです。

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↑エンジンは座席真後ろに搭載されています。エンジンフードから見える「HONDA」の文字。

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↑新設計のターボチャージャーを搭載したS07A型エンジンがこの中に収まっています。
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↑iPhoneに対応するホンダの純正ナビアプリ「internavi POCKET」で目的地を選択し、決定したら車内のUSBコネクタに挿し込みます。

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↑センターディスプレイを見ると、目的地までナビしてくれます。

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↑さて、運転席ドアスイッチをみてみると「REAR」のツマミが・・・

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↑なんと、リアにもパワーウインドウがあるではないですか!!ここを開けると・・・すぐ近くにあるのはエンジン。運転しながらエンジンサウンドを楽しむことができるのです。

走ってみて分かったこと

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(固定カメラにて撮影)

私はマニュアル車に乗ると勢いよくエンジンを吹かしてしまいますが加速は軽とは思えないくらいスムーズでハンドリングも絶妙ですねー。人車一体という言葉がありますがホントにそんな感じです。

一般道路ではギアチェンジを行うたびに発生するブローオフバルブの「プシュー」音が気持ちよく、高速道路ではアイラインの低さから、まるでゴーカートに乗っているような感覚でした。オートクルーズは116km/hあたりまで有効でしたね。急な車線変更でも浮くことはなく、かなり安定していました。

クラッチはやや強く踏み込みましたが、シフトはショートストローク化されていたため慣れればギアチェンジは驚くほどラクでした。軽だからとはいえ、その走りは本物です。

道具というより「大人のおもちゃ」です

スタイル・走りともに大人のおもちゃで遊んだ感じがした、S660のレンタルドライブ。走るために生まれたきたから実用性を割り切るのは当然のことなのでしょう。

気になる燃費ですが、レンタルした1日の走行距離163.1km÷使ったガソリン(ハイオク)10.57L=約15.4km/L</spa n>ということでガンガン回していた割にはこのくらいしか落ちなかったのか、という感想です。

所有は厳しいけどそれでも乗ってみたいという方、レンタカーで探してみてはいかがでしょうか。