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京セラを大企業に育て上げ、一時は破産した日本航空(JAL)をV字回復に導いた稲盛和夫さん。
有名な「アメーバ経営」を生み出したのも稲盛さんがシンプルで分かりやすい経営の仕方を身につけてきた賜物だと理解することができます。
今回「生き方」を読んでみて衝撃を受けたキーワードを3つ挙げます。
こうありたいと願うこと自体、現実にする力が潜在的に備わっている
人間は素質や能力がないことを、あまりしたいとは思わないものです。自分が成功した姿を思い描けるということは、その人にとって成功の確率がきわめて高いということなのです、と説いています。
細心の計画と準備なくして成功はありえない
自分の中に「できる」という確固とした思いがあり、それがすでに実現しているイメージが描けるならば、大胆に構想をひろげていくべきだと言われております。
構想そのものは、大胆すぎるくらいの「楽観論」で。そして「面白い」と思った構想を具体的に計画に移すときには、打って変わって悲観論を基盤にして、あらゆるリスクを想定し、慎重かつ細心の注意を払って厳密にプランを練っていかなくてはならない。そして計画を実行するときには、再び楽観論に立って、思い切って行動にとりかかるようにしなさい。と。
「楽観的な構想→悲観的な計画→楽観的な実行が」成功するために必要なことだと教えています。
あきらめずやり通せば成功しかありえない
自分の可能性を信じて、高いハードルを課し、目標を未来の一点で達成すべく全力を傾ける。できないことがあったとしても、それはいまの自分にできないだけであって、将来の自分になら可能であると未来進行形で考えることが大切です・・・その言葉を見て勇気が沸いてきました。
以上の3つはすべて本の序盤で紹介されています。この本は5章構成ですが、特に第1章の部分が心を打たれたのは、私が「生きるとは何か」について考えるようになったからに他なりません。どのような心の状態にある方でも、この本のいずれかのパートに印象を受け、考え方を改めるのではないかと思います。
ちなみに後半は心を磨き、高める方法について。そして「他を利する」という生き方について書かれています。
稲盛さんが長い人生をかけて培ってきた「生き方」。 氏が様々な事業を成功することができた理由が、この本を読むと非常によく分かりました。
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