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「現代最高の起業家」:イーロン・マスクが突出して成功し続けている件について

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2015年現在、世界で最も野心的な経営者は誰でしょうか?

この質問に私が答えるとしたら、イーロン・マスク一択です。

わらしべ長者のような半生
●南アフリカ生まれ
イーロン・マスク氏は南アフリカ生まれ。小さい頃から天才児で本を黙々と読んでいたようで、8歳のときにブリタニカ百科事典を読破していたそうです。

12歳のときにソフトウェア「Blaster」を作り上げて500ドルで販売していました。17歳のときに母親の親戚が住むカナダに1人で渡ってしまっています!

●スタンフォード大学院を2日で辞めて起業
米ペンシルバニア大学に奨学金を経て入学し、スタンフォード大学の大学院に入るとたった2日で辞めると、弟のキンバル・マスク氏とともにオンラインの出版ソフト会社を立ち上げます。

●会社を売っては会社を作り、元手を得た
この会社をコンパック社に売却し約22億円を得たマスク氏は「Xドットコム」を設立。Xドットコムは2000年にライバルのコンフィニティ社と合併して「PayPal」が誕生。そのPayPalをeBayが買収したことにより約170億円の資産を手にしました。

こうして、後述のSpeceX起業に結びついたのです。

現在は・・・
●SpaceX
従来(NASA)の約10分の1のコストでファルコンロケットを開発。民間の宇宙輸送機で初めて国際宇宙ステーションとドッキングに成功するという快挙を達成しています。

●テスラ・モーターズ
「これからのクルマは電気自動車(EV)だ」と言い切ったマスク氏は、斬新なデザインを持った「テスラ・ロードスター」、ポルシェを凌駕する性能を持ったハイ・パフォーマンスを持った「テスラ・モデルS」を開発します。

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従来の電気自動車のイメージであった「遅い」「航続距離が短い」といったイメージを払拭することに成功しています。

関連記事:テスラ・モデルSに乗ってみた

●ソーラー・シティ 
テスラ・モーターズに関連して、マスク氏のいとこが経営している太陽光パネルの会社「ソラー・シティ」の会長を務めています。テスラをはじめとしたEVは、全米にバッテリーチャージステーションを建設し、太陽光で貯めたエネルギーをチャージして走らせるという限りなく持続可能なエネルギーであることが追求されています。

↑このどれか1つだけやろうと思っても国家でさえ実現が難しい事業を、1人で、しかも複数こなしているだけでもマスク氏の突出さがお分かりいただけることでしょう。

一見大成功に見えるが・・・
上記の実績をピックアップしていくと成功続きで羨ましいなぁと思うかもしれません。しかしそこまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。ロケットの打上げが成功するまでの過程は壮絶で、マスク氏のような信念の強い人だからこそ乗り越えられた苦悩が以下の本にはいくつも書いてあります。

この本を読んで感じたことは、窮地に追いやられたときにどこまで自分の信念を突き通せるかで決まるということです。マスク氏は成功も失敗も、スケールが桁違いです。だからこそ、マスク氏が作り出す未来を目撃できる私たちはとっても幸運だと思います!

意外な一面も・・・
テスラの高級EV「モデルS」日本上陸! CEOイーロン・マスクはラーメン二郎で食事

>>6冊目 頑張らないとは、手を抜くことではない。「がんばらない」という言葉に隠された成功の意味

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