ヲタ活にハマって僧侶をクビになった人の話

かなり前の話になりますが、こんなヲタがいました。

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(写真はイメージです)

そうりょさん(仮名)はとあるお寺の本家で僧侶をしておりました。そうりょさんはヲタ仲間のAさん(仮名)と仲が良く、彼はAKBヲタで公演が当選すると秋葉原のAKB48劇場に通っていました。

2007年当時、AKB劇場で公演を見るためにはあらかじめメールで必要事項を送り、当選メールの返信を待たなければいけませんでした。

そうりょさんはヲタ活にハマりすぎたゆえ、僧侶の活動に支障をきたすようになっていきました。お経をとなえている時間でも携帯電話を横に置いてあって時々見ていました。葬儀によって得たお金を使い込みをしているとまで言われました。

そうりょさんは次第に金銭的に厳しくなりヲタ活が思うようにできなくなったため、Bさんからお金を借りていました。

Aさんはそうりょさんに誓約書を書かせました。「もう人からお金を借りることはしない」と。

そうりょさんはそれ以降、他のヲタにさまざまなモノを買わせようと考えたのです。

まずはスペックと価格が釣り合っているがどうか分からない自作PCでした。次に「ガンを治す薬を開発したよ」として買わせようとする詐欺をやっていました。Cさんはそうりょさんから様々な詐欺を受けたのですがそれらを断り、それ以降はしばらくそうりょさんがやってくることはありませんでした。

2009年ごろ、そうりょさんは多くの知り合いに「栄転した」と話していましたが、実際には本家から分家へ飛ばされていたのです。

そうりょさんが行っていた詐欺は警察に捕まるようなことはありませんでしたが、やがてAさんはそうりょさんの被害にあった人から話を聞くことになったのです。

そしてAさんとそして偉い坊さん、そして弁護士の3人で話し合いの場が持たれました。この話し合いの中で、偉い僧侶は「あいつを坊さんに育てた覚えは無い」と言ったそうです。

ほどなく、そうりょさんは僧侶をクビになり新聞配達のバイトをするようになりました。 

2011年ごろ、再びそうりょさんがCさんに接触を試みるようになりました。Cさんの好きな古地図をあげると言ってきたのです。「亡くなった父の家の押し入れから出てきた」と言いましたがCさんは「本当かどうか分からないし怪しいから断った。」と言います。そうりょさんは推しメンのイベントでたくさんのファンを集めるべく、古地図と引き換えにイベントの参加を促していたのです。

それ以降、Cさんはそうりょさんから離れていきました。そして、そうりょさんのAさんとの仲もこじれていきました。現在、そうりょさんの様子を窺い知ることはできません。

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ヲタの中には実際に人生が悪い方向へ 向かってしまった方も少なくありません。それは「生活の全てを捧げる」ことを通り越してしまった状態であるのだと思います。

そうりょさんと絡んだヲタは僧侶の印象が悪くなってしまいましたが、そもそも良い僧侶とは何なのか?「いいお坊さん ひどいお坊さん」という本は寺院・僧侶についてさまざまな検証を経て書かれた名著です。本来の僧侶・お寺の実態が非常によく分かりますので。