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大盛況の映画「バケモノの子」と「バケモノの子展」見に行った

いやー、なかなか面白かったですね。

Unknown
(C)2015 THE BOY AND BEAST FILM PARTNERS

遅ればせながら細田守監督の作品「バケモノの子」を見てきました。最初から最後まで、本当に面白かったです!

渋谷という街が生み出した「2つの世界」
細田監督のアニメはファンタジー感に溢れている気がします。

「サマーウォーズ」では、長野県上田市の現実世界とOZ(オズ)というインターネット上の仮想世界が同じ時系列で描かれています。

今回の「バケモノの子」は渋谷という人間の世界と渋天街というバケモノの世界がこれも同じ時系列で描かれているのです。

冒頭、主人公の蓮は9歳の少年として登場しますが、やがて後半では17歳に成長した様子が描かれています。このようにやや長いスパンで描かれるのがサマーウォーズには無い部分であります。

バケモノの子展で見た「渋谷の街」
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そんな中、渋谷ヒカリエで行われている「バケモノの子」展を鑑賞しました。これは細田監督の今までの作品「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の名場面を体験できるブースがいたるところに置いてありました。細田作品のファンの皆さんは間違いなくオススメです!

今回私が取り上げたいのは、この「バケモノの子展」を開催している「渋谷」という街について。
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↑展示会場がある、ヒカリエの9階から直接渋谷の街を眺めることができます。劇中ではバケモノを追って渋谷の路地裏に迷い込んだ蓮がバケモノの世界に辿り着いてしまいましたが、ここから眺めてみると「そういえば渋谷って迷路みたいな街だなぁ」と思うワケです。私もたまに渋谷に訪れますが場所を見失うことがありますね(まぁ、それは渋谷のクラブで呑んで酔っぱらってるときに限るんですが)。

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↑その渋谷も、現在駅前が絶賛(?)工事中です。この場所には何が建つかというと・・・

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↑なんと、ヒカリエよりも大きなビルができあがるそうです(ヒカリエ11階にある将来の渋谷をイメージした模型より)

渋谷駅も東急東横線が地下化し「ダンジョンっぽさが増した」という声も聞かれるようになりましたが、この工事が進めばさらにカオスなことになるかもしれません。

結論
「バケモノの子」からだいぶ逸れましたが、渋谷にも「近代的な場所」と「そうでない場所」の2つの世界があるように思えます。細田監督の作品には「動き」で魅せる部分がたくさんあるように感じますが、2つの世界を行き来するという部分にどこかSFっぽさを感じるからこそ、私はこうした作品に憧れてしまいます。