自衛隊パイロットから夢を掴むために挑戦した油井亀美也さん、いよいよ宇宙へ!

国際宇宙ステーション(ISS)へ、新たなパイロットが挑みます。

第44/45次長期滞在クルー油井亀美也・JAXA宇宙飛行士です。

油井さんは航空自衛隊のテストパイロットを務めていた経歴を持ちます。自衛官出身・初の宇宙飛行士です。

このたび、JAXAからPRムービーが公開されました!

打ち上げ日は当初2015年5月27日の予定でしたが、類似のロケットを使用した補給船プログレスの打ち上げが4月に失敗し、原因調査のため延期。


7月3日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から再度プログレスの打ち上げが行われ、7月5日にISSにドッキングが成功しました。ISS滞在中の宇宙飛行士からは「7月にクリスマスが­やってきたみたいだ」という声も漏れたそうです。油井さんらの滞在や活動に必要な物資を運搬できたことで、宇宙船ソユーズの7月23日打ち上げ予定日に向けて視界良好というところです。

宇宙飛行士、油井亀美也さん打ち上げ 7月23日に ロシア宇宙庁(産経ニュース)

宇宙飛行は様々な人材を必要としている?

油井さんが自衛隊を辞めていなかったから大佐に昇級しているだろう、と予想していた方もいるほどです。そこまでして宇宙への憧れ・挑戦する想いが強かったのでしょうね。

実は油井さんとともに2009年2月宇宙飛行士訓練生に選ばれた金井宣茂さんは海上自衛隊の出身、大西卓哉さんは元全日空のパイロットだったそうです。

将来の有人宇宙飛行を目指す構想はもちろん、月や火星の探査計画も国家・民間問わず相次いでいます。ここに挑戦したい人が殺到しているのも事実です。現在でも宇宙飛行士は非常に狭き門でありますが、有人宇宙飛行の流れが加速すれば、その人材は幅広い分野から選ばれることが予想されます。

最近相次ぐ月や火星の探査計画

「こうのとり」も打ち上げ間近
ISSに長期滞在する予定の油井さん。今回の滞在中、8月16日に種子島宇宙センターから打ち上げ予定の「こうのとり」5号機がISSに向かいます。

H-IIBロケット5号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)の打上げについて(JAXA)

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(↑きぼう実験棟内部・実物大モデル)

また、日本実験棟「きぼう」の成果の拡大に向けた新しい実験環境の整備・検証も担われるそうです。

ISSの運用期間は今後長くても10年ほどであるため、残された期間を十分に活用して人類がより長く宇宙に滞在するための技術やノウハウを獲得することにもつなげることを期待したいですね。