乳がん発症者の200人に1人は男性?実態と早期発見について

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(出典:tomo-massage-room.blog.eonet.jp/)

5月22日放送のTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」にて生島ヒロシさんが「乳がんの200人に1人(0.5%)は男性も発症する」と言われておりました。

この中では「調べる方法あるのかなぁ?(中略)日ごろしこりがないか確認すると良い」と言われていまして、気になりましたので調べてみました。
 


男性の乳がんのデータは少ない
 
男性の乳がん、実態が判明(Medエッジ)

Medエッジの記事には、男性の乳がんのデータはかねて少ないとしながらも米ボーモント医療システムの研究グループの報告が紹介されていました。

研究グループは2010年以降に診断された男性の乳がんに関して、がん細胞の表面にあるタンパク質「受容体」のパターンが分かっている922人からのデータから特徴を調べました。

その結果を以下の表にまとめました。

ホルモン受容体 HER2受容体 人数
持っている 持っていない 757人(HR+/HER2-)
持っている 持っている 135人(HR+/HER2+)
持っていない 持っている 11人(HR-/HER2+)
持っていない 持っていない 19人(HR-/HER2-)

↑ここで取り上げている「ホルモン受容体」とはホルモンを受け取る細胞で、「HER2受容体」はがんの増殖を促す悪い働きを持つそうです。

ホルモンには2種類があり、受容体をすべて持たないがんは「トリプルネガティブ」と呼ばれているそうなのですが女性では薬が効きにくく、治療が難しいと知られている。男性でも厄介ながんだったとのこと。若い人が多く、1年生存率も極めてよくなかったと記事では書かれています。
 
乳がんの早期発見
男性乳がんの治療(PDQ®)

乳がんの男性では、触って分かるほどのしこりができるのが通常とのこと。

男性における乳がんの発見と診断には、臨床的乳房検査(CBE)、超音波検査、MRI(磁気共鳴画像法)など乳房を調べる検査法が用いられます。

また乳がんの男性の生存率は、乳がんの女性の生存率とほぼ同等とのことですが男性の乳がんでは、診断時にすでに進行している場合が多くなっています。

男性の場合でも、乳房に変化がみられる場合は、医師の診察を受けることが大切になってくるようです。