遂に、かねてから私の関心が高かった米テスラモーターズの電気自動車(EV)「モデルS」に試乗する時がやってきました!
テスラ青山ショールームへ
東京メトロ銀座線・外苑前駅入り口、国道246号線沿いにテスラのショールムがあります。
2階建てになっており1階は実車を展示しているガレージ、2階が商談ルーム兼でデザインスタジオとなっているようです。
女性の店員さんがやってきて免許証を渡し、試乗に必要項目を確認。
予約をあらかじめとっていたためスムーズなやりとりで済みました。
男性営業マンにバトンタッチされ、いよいよ実車との対面です!
これまでのガソリン車にはない、独創的なデザインですね。
フロントグリルもエンジンが無いため機能上必要無いのですが、あまりにも従来のクルマとかけ離れないデザインにするように黒く塗られています。
ドアハンドルは通常ボディ内に収まり、空気抵抗を抑えています。キーを持って近づくとドアハンドルがせり出していきます!
後発メーカーはどうしても不利なのでデザインに力を注ぐ傾向がありますが、さらに驚いたのが室内でした!
インテリア
国産車であればアナログ表示のメーターがあるのが当たり前なのですが、その部分はデジタル液晶に代わられています。
↑誰もが目を疑うのがセンターコンソールに構える17インチタッチスクリーン式液晶。
これだけでエアコン、インターネット、車高の調整、ハンドルの重さの設定・・・など様々な調整が可能となります。
ボタンと呼ばれるものは両脇の2ヶ所だけです。
パーキングブレーキを搭載していないため、運転席と助手席の中央に荷物を置くことができます。
エンジンなどの多くの部品を省いているため、ボンネット内にも荷室があります!この部分は衝突時の空間確保にも役立っています。
並走するポルシェを追い越すほどの加速
電気自動車なので、静かなのは当たり前ですがほかの電気自動車には無い特徴の1つが驚異的な加速性能でした!
スペック的にいうと、0-100km/hまで5.4秒。これはホンダ・NSXの5.7秒を上回り日産GT-Rの5.1秒に迫ります。
アクセルを軽く踏んだだけで50〜60km/hまでは一瞬、そして80km/hもラクラク到達できるため日本の公道では十分でしょう。隣のポルシェも追いつき、追い越せるほどのEVはテスラが初めてといえるのではないでしょうか。
また「止まる」性能も抜かりはありません。ブレンボ製ブレーキパッドを採用しているためピタッと停止することができました。
感想
全幅が2m近くあるため細い道の取り回しには難があります。これはのちのテスラの普及モデルに期待したいところです。
走行中のフニャフニャ感は思っていたほど無かったですね。車体の剛性や安全性能にはかなり力を入れているようでしたが823万円で販売している高級車だからできたこと。これも普及モデルで維持できるのか注目したいです。