中野サンプラザ、渋谷公会堂、さいたまスーパーアリーナ・・・首都圏のコンサート会場が次々と閉鎖・改修される件について

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↑中野サンプラザ
(出典:www.garden-series.com

首都圏の主なコンサート会場が次々と閉鎖されていく予定です。コンサート会場不足が懸念される「2016年問題」が音楽業界を襲います。背景には既存施設の建て替えや改修が相次ぐうえ、2020年の東京五輪対応の補強工事も必要とされていることが挙げられます。

閉鎖・改修/をしている/予定されている会場

会場名 収容人数
(最大) 
閉鎖・改修時期
青山劇場 1,200 2015年3月末閉鎖 
日本青年館 1,360 2015年3月末閉鎖
2017年4月再開予定 
さいたまスーパーアリーナ 37,000 2015〜16年度
渋谷公会堂 2,084 2015年10月以降閉鎖
2018年度再開予定
日比谷公会堂 2,085 2016〜20年頃改修
中野サンプラザ 2,222 2017〜21年頃改修
横浜アリーナ 17,000 改修時期未定

特に2,000人規模の会場の閉鎖が相次いで行われる予定です。このようなコンサート会場は「大きすぎず、小さすぎず」という手頃な大きさで多くのアーティストやファンに好評でした。

改修を検討している会場

会場名 収容人数 検討状況
国立代々木
競技場体育館
(第一)13,243
(第二)4,195 
改修工事が必要とされる
東京国際
フォーラム
(ホールA)
5,012
改修時期は未定
日本武道館 14,471 改修するかどうか未定

このほか、改修を検討している会場としては「国立代々木競技場体育館」「日本武道館」 が挙げられます。これらは1964年の東京オリンピックの競技会場として建設された経緯があり老朽化が目立ち始めてきています。

また東京国際フォーラムも床の強化工事のために改修を検討しています。東京国際フォーラムといえば2013年2月10日のコンサート中に照明機材が落下する事故がありました。 

残っている首都圏2,000人前後の会場  
現時点で改修・閉鎖の話が全く無い東京の2,000人前後の主要コンサート会場としては下の表にある施設でしょうか。

会場名 収容人数
Zepp Tokyo 2,709
Zepp DiverCity 2,473
STUDIO COAST 2,402
文京シビックホール 1,802
EXシアター六本木 1,746

「Zepp Tokyo」「Zepp DiverCity」「STUDIO COAST」の3点に共通することは収容人数がいずれもオールスタンディング時の人数であり、江東区に所在しているということです。すなわちお台場・新木場一帯は、用地や地価という面でも2,000人規模の会場は建設しやすかったことが分かります。

ステータスという面では「渋谷公会堂」「中野サンプラザ」に劣る面があるかもしれませんが、来年以降はこれらの会場を目標にしていくアーティストも出てくることでしょう。