核兵器廃絶を訴える署名が本格化してきている件について

核兵器を廃絶するという運動は長らく世界中で行われてきておりますが、最近核兵器廃絶のための運動を再び耳にするようになりました。

なぜ、運動が活発化しているのか?
これまでも核兵器廃絶の運動が行われてきましたが、2015年は広島と長崎に原子爆弾が投下されて70年という節目の年でもあります。

また2015年には5年に1度開催される核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議が行われることもあり、 これに向けて署名運動が展開され始めました。

日本は世界で唯一の被爆国であり今なお後遺症に悩まされている方もいらっしゃいます。 2020年までの核兵器廃絶を国連経済社会理事会のNGOである平和首長会議では2020年の核兵器廃絶を目指しています。

行われている署名活動 
●Nuclear zero Lawsuits
国際的な核廃絶キャンペーンです。

契機となったのはマーシャル諸島共和国による提訴からでした。

マーシャル諸島は1946〜58年にかけてアメリカによる核実験の舞台となりました。マーシャル諸島では12年間毎日、広島原爆級の核爆弾1.7個相当分が爆発していました。マーシャル諸島では新たな被爆者を生み、その影響は遺伝的な疾患という形で次の世代にも及んでいるということです。

それを含めると、マーシャル諸島では今も全人口の2%近く(約1,200人)が被爆者であるという推計があります。

マーシャル諸島共和国は2014年4月に世界にある9つの核兵器保有国(アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、イスラエル、インド、パキスタン、北朝鮮)に国際裁判を起こしました。

その行動が多くの指導者、多くの平和団体から支援されています。

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賛同して頂ける方は、Nuclear zeroのサイトから署名することができます。サイトを見るだけでも今の核の現状が分かるのではないでしょうか。

●連合/核兵器廃絶1000万署名
日本の労働組合の中央労働団体である連合でも、2015年2月末までに核兵器の廃絶を求めて、1000万署名活動を全国的に展開しているそうです。

企業で働いている方は、このような呼びかけを耳にするかもしれませんね。

核兵器廃絶1,000万署名にご協力を(連合)


●ユーコープ
神奈川・静岡・山梨県内で展開している生活協同組合「ユーコープ」でも2014年4月から署名運動を開始しています。平和でなければ暮らしが成り立たないという考えのもとで活動しているそうです。

核兵器廃絶の署名にご協力ください(ユーコープ)
なぜユーコープで平和の署名をやるの?
 
 
2015年にそれぞれの署名が国連本部に届けられる予定となっておりますが、今でも世界中に17,000発の核兵器が残っているという現実があります。

核兵器をたった1発使っただけでも広範囲に影響を与えるのは過去の歴史が証明しています。平和で安全な世界を作るために行動していきたいですね。