アジア・中東の諸問題を地図にプロットしてみた

世界情勢を揺るがす2つの出来事が立て続けに発生しました。

マレーシア旅客機、撃墜か=搭乗295人全員死亡  

マレーシア航空機のアムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空MH17便が現地時間7月17日午後4時20分(日本時間午後10時20分)ごろ、ウクライナ東部ドネツク州内に墜落しました。旅客機はウクライナの上空を飛行しておりドネツク周辺で活動している親ロシア派がミサイルで撃墜した可能性があるとのことです。

イスラエル軍、ガザ地上侵攻=地下トンネル破壊へ、市内で銃撃戦

イスラエル軍は7月17日夜、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻に着手しました。イスラエル軍のガザへの地上侵攻は2008年末~09年初めの戦闘以来とのことです。エジプトが停戦案を両者に示していましたがこれを破棄。国連からの要請で停戦されたものの5時間で解除されてしまいました。 

この2つに共通することは何の罪も無い人が巻き添えになっているということです。

前者は旅客機に搭乗していた民間人が、後者は一般市民や子供たちです。

マレーシア航空は3月8日にもMH370便がクアラルンプールから北京へ向かう途中に消息を絶っており今も発見されておりません。短い期間に2機のボーイング777を失ったマレーシア航空へのイメージも悪化する恐れがあります。
 

問題だらけのアジア

ユーラシア
上記の地図は今アジアや中東で起こっている外交問題のほんの一部を取り上げてプロットしたものです。

日本では北方領土問題、竹島問題、尖閣諸島問題を長らく抱えています。

尖閣諸島の領有権を勝手に主張している中国は、他の国々・地域とも問題を起こしています。西沙諸島でベトナムと、南沙諸島でフィリピンと。

近年国王の来日で注目されたブータンも、2000年代に入り中国がブータンの北側の領土を侵略し2割程度小さくなっています。

また新疆ウイグル自治区やチベット自治区の独立を拒み、カシミール地方ではインドやパキスタンとともに領有権を主張しています。

香港や台湾は主に経済的な部分で中国からの影響を年々受けているようにも思えます。

中東は火薬庫状態
イランは核開発問題で欧米側と協議をしています。隣のイラクでは国内のテロが依然として収まっていません。

シリアでは内戦が沈静化する気配がありませんし、イスラエルとパレスチナの問題は停戦したかと思えば憎悪の応酬が繰り返される状態です。

イラクの過激派ISIS、イスラム国家の樹立を宣言

6月29日には、イラクとシリアで勢力を拡大しているイスラム教スンニ派の過激組織がカリフ(預言者ムハンマドの後継者)」を指導者とするイスラム国家を樹立すると一方的に宣言するなど今後の情勢は不透明なものになっています。

もし1ヶ所で大きな事件が発生することがあれば、それが周りに波及する可能性は高いと思います。

世界情勢はこれらの地域を中心に、きな臭くなってきています。