2014年7月8日(ブラジル時間)に行われたブラジルワールドカップ準決勝「ブラジル×ドイツ」。
開催国のブラジルは同大会ワーストとなる大量7失点を喫し1―7で敗れた歴史的惨敗は「ベロオリゾンテの惨劇」とも「ミネイロンの悲劇」とも呼ばれるようになりました。
その惨劇を特に象徴していたのは24分ドイツ代表・クロースがの3点目、前半26分にクロースが立て続けに4点目を決めたシーン。
その直後に国際映像に流れたのは、号泣するブラジルサポーターの少年。
さまざまな反響の声がありました。
気の毒だ!しかし男になるために彼は生き残った!(ロシア)
今まで見たフットボールの中で最も悲しいことだ。
これは誤解だ。彼はまさにドイツ代表のために涙を集めている。なぜならそれはドイツ代表を支える他国の青年の涙だからだ。
これは誤解だ。彼はまさにドイツ代表のために涙を集めている。なぜならそれはドイツ代表を支える他国の青年の涙だからだ。
持っていたコーラのグラスは人工呼吸器?それが彼を助けるように見えた。(イタリア)

彼がこの悲しみを乗り越えて、将来のブラジルを引っ張っていく日が訪れるかもしれません。
リオ五輪での歓喜・そしてリベンジへ
2016年、リオオリンピックでブラジルは金メダルを獲得しました。
決勝の相手はドイツ。U-23が主体のチームですがブラジルサッカーの聖地・マラカナンで勝利したことにより「地元で勝てない」というジンクスに終止符が打たれたのです。
ロシアW杯へ
そしてブラジルは前回大会のリベンジを果たすべくロシアに向かいました。
エースのネイマールを筆頭に、スイス・コスタリカ・セルビアと対戦します。